研究内容
保健体育科授業における唾液バイオマーカーの検討 〜附属学校連携〜
昨今、well-beingを重点とした学校教育が求められている。身体活動を中心とした保健体育授業は、well-beingを感じやすい科目である。そこで、保健体育授業における唾液バイオマーカーや質問紙の検討を行う。本学附属学校との連携で検討を予定している。
eスポーツの身体性とwell-beingの関連
eスポーツとは、いわゆる電子機器を用いたスポーツ活動を指し、世界的にも急速に増加している。またその生理学的な効果も認められており、スポーツ活動としての役割も果たしている。しかしながら、従来の運動やスポーツ活動と比較して、身体性が失われることが危惧される。従来の身体活動から獲得されるwell-beingと、今回のeスポーツでの状態を比較検討する。加えて、身体性の異なる運動様式間で、非侵襲的な方法を中心としたバイオマーカーを比較検討する。
well-beingも踏まえた運動によるバイオマーカーの検討
適度な運動は健康に良いとされている。加えて、well-beingを高めることも期待できる。しかし、実際に運動の生理学的な効果のバイオマーカーは、これまでにも検討されてきたが、well-beingを考慮したバイオマーカーについては、不明なままである。そこで、実際に運動が、肉体的にも、精神的にも良好な状態を示すバイオマーカーの検討を行う。